隔日勤務

読み
カクジツキンム
解説

タクシーならではの特殊な勤務体系です。朝6時に点呼を受け出庫した場合、翌1時30分に回送、3時までに帰庫するという勤務で21時間拘束、休憩3時間で構成されています。この隔日勤務と明け番が交互にあり、2出番1公休という5日間のサイクルで業務を行います。隔日勤務は1カ月12出番あります。隔日勤務のポイントは多々ありますが、その一つとして当社では休憩を取るタイミングを指導しています。朝の出勤時間や深夜割増の時間帯などは休憩を取るタイミングを上手に考えなければなりません。このように当社では、様々な角度から乗務員サポートを行っています。
また、一般的に考えると、21時間ずっと運転しっぱなしで、さぞかし大変だろうと思われますが、実際体験した者として一言でこの21時間を表すと「あっという間」という言葉がぴったりです。まさか!と思われる方のために、ここでシミュレーションをします。 まず、朝からお昼の11時ごろまでは通勤のお客様が多く途切れることがない忙しい時間帯です。その後に休憩をはさんで、今度はお昼の会社間移動のお客様をターゲットに営業します。14:00頃から16:00頃までで仮眠をとり、夕方から20:00までは、会社から繁華街などのお客様をターゲットに営業します。この時点で、既に14時間以上運転をすることになるわけですが、疲れを感じているとしたら14:00あたりの午前中営業が終わったあたりですが、仮眠などまとまった休憩を取りますので、20:00頃にはさほど疲れを感じません。むしろ、この後訪れるゴールデンタイム(22:00以降のタクシー料金2割増し時間帯)に向け戦略を練るというように集中力が増してきます。そして22:00を超えてからは如何に長距離のお客様をお乗せするかに神経を費やします。さらに遅い時間になると、最大のライバルである電車がなくなり、お客様の足はタクシーのみとなるため、歩いている方すべてがお客様と思える時間帯に突入します。そして乗務員は残り時間との闘いに入ります。タクシーは21時間と決められた時間内に会社に戻らなければならないため、適当に仕事を切り上げることはできません。当社では決められた帰庫時間の1時間45分前には営業をストップしなければならないというルールを設けています。 例えば朝7時の点呼を受けた乗務員は翌朝4時までに帰ってこなければならず、そうなると午前2時15分には回送表示を提示しなければなりません。この2時15分はゴールデン中のゴールデンともいえる時間で、長距離のお客様が大勢いらっしゃる状態で、営業をやめなければならないので、「あと10分あれば・・・」と思う乗務員さんは非常に多いはずです。余談ですが、もっと残業させて欲しい!と思える仕事はタクシーしかないのではないでしょうか? その後は時間内に会社に帰庫し、業務終了となりますが、疲れを感じるとしたら、会社に向けて走っている時ではないでしょうか?眠気も合わせて襲ってくるので、事前にしっかりと休憩をしていないと事故の元になります。また、帰庫後は納金を済ませ、洗車をします。時間にして30分程度ですが、洗車時に他の乗務員と情報交換をしたりするなど、有効に利用することをおススメしています。
以上が一日の流れになりますが、21時間労働後の休息は非常に重要です。身体は慣れてきますので、帰ってしっかりと寝ることも仕事の内だと思って下さい。次の出番に万全に臨めるようにするのもプロです。

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